描けないとき、答えは過去の私が持っていた

描くことが楽しくて仕方なかった頃

皆さんはInstagramなどのSNS投稿をされていますか?

私は筆文字を始めた頃から、主にInstagramに投稿しています。Facebookにも連携しているので、自然とそちらにも投稿されています。

筆文字を始めたばかりの頃は、とにかく描くことが楽しくて仕方ありませんでした。

まだ講座もしていなかった頃。

自分の「好き」を自由に描いては投稿する毎日でした。

今思うと、筆文字を始めて一番夢中になっていた時期だったかもしれません。

「こんなのが描けた!」

そんな小さな喜びの積み重ねが、次の一枚を描く原動力になっていました。

描き続けていると訪れる壁

けれど、続けているとふと手が止まることがあります。

何を描こう。

どんな投稿をしよう。

そんなふうに考える日も増えてきました。

描くことが嫌になったわけではありません。

ただ、以前のように自然にアイデアがあふれてこない時があるのです。

昔の作品との再会

そんなある日、昔の作品を見返してみました。

どんなものを描いていたかな。

文字だけの作品。

少し絵を添えた作品。

その中に、講座で描いた梅雨の作品を見つけました。

パステルで描いた紫陽花です。

今の私なら、あまり描かないだろうなと思う作品。

でも、だからこそ新鮮でした。

昔はパステル。

今は水彩。

もし今描くなら、どんな表現になるだろう。

そう考え始めたのです。

新しい作品は過去から生まれた

「水彩で滲ませたら面白そう」

そう思って描いた作品を、リール動画にしてInstagramへ投稿しました。

すると、思っていた以上にたくさんの方に見ていただけました。

保存してくださる方も多く、改めて皆さんが何を求めているのかを考えるきっかけになりました。

やじるしの向きが変わった瞬間

私はずっと、

「何を描こう」

「何を投稿しよう」

という視点で考えていました。

でも今回感じたのは、

見てくださる方は完成した作品だけではなく、

「私にも描けるかもしれない」

そんな希望や楽しさを求めているのかもしれないということでした。

その時、ひとつの気づきがありました。

やじるしは私ではなく、見ている誰か。

作品を見せるだけでは伝わらないことがあります。

描く過程や工夫、楽しさまで伝えることで、もっと届けられるものがあるのかもしれません。

描けないときこそ原点へ

描けないな。

アイデアが浮かばないな。

そんな時は、昔の作品を見返してみるのもひとつの方法です。

そこには技術ではなく、

夢中になっていた頃の自分がいます。

楽しい,面白い,もっと描きたい。

そんな気持ちで描いた作品には、その時のワクワクが残っています。

描けないとき、答えは案外遠くにはありません。

過去の私が、そっと教えてくれることもあるのです。

おわりに

昔の作品を手に取ったことで、新しい作品が生まれました。

そして、自分では気づかなかった大切な視点にも出会えました。

もし今、描けないなと思っている方がいたら、ぜひ昔の作品を開いてみてください。

そこには、今のあなたにつながるヒントが隠れているかもしれません。

だって、楽しんで描いた時間は、決して色あせないのだから。